こんにちは!むたです!
今回は八潮市で起きてしまった、集団食中毒について。
延べ3453人が下痢や腹痛を訴えていて、子ども達が可哀想な状況になってしまいました。
集団食中毒が起きてしまった原因は何なのか?
また、集団食中毒は病原性大腸菌と言われているが、一体何なのか?
この2点を調べてみました!
八潮市で起きた集団食中毒の原因は?
集団食中毒の原因を調べる前に…
原因となった給食の献立を確認してみましょう!
保健所が原因であると断定した給食は6月26日分。
献立内容
鶏の唐揚げ・ツナじゃが・海藻サラダ・ご飯・味噌汁
うーん…内容を見ただけでは、原因が分かりませんね💦
きちんと火が通っていれば、何も問題はないような気もしてしまいます。
追記・訂正(7/21)
原因がはっきりと分かりました!
今回、集団食中毒の原因となったのは『海藻サラダ』です。
6月25日(食中毒原因となった給食の前日)に、海藻ミックスとワカメを水戻し。
そして、加熱処理しなかった事が原因との事でした。
筆者的にはここで更に気になる事がりました。
そもそもこの食材は加熱処理しなくてはいけないのか?
前日から水戻ししておくというのは正しい調理段階なのか?
というこの2点が気になりました。
原因が海藻サラダにあったという事しか発表されていないので、分からないままですが…親としては詳しく説明して欲しい!と思ってしまいます。
ちなみに、献立集団食中毒を起こしてしまった給食センターは、東部給食センターの四季亭 八潮工場です。
こちらの工場の提供する給食は以前から配送の遅れがあったり、焦げた食べ物が提供されていたりと…少し問題有りの工場だった様です。
病原性大腸菌とは何か?
既に保健所が調査した結果が出てきています。
調査対象者は八潮市内小中学校15校の生徒及び教員で、その数なんと6922人。
そして、その中で病原性大腸菌という菌を持っていたのが3453人でした。
小学生…2072人
中学生…1167人
教員…214人
15の小中学校の約半分の生徒等が食中毒にかかっています…。
市内の保護者は気が気でない状態ですよね。
今の所確認が出来ている、菌の名前が病原性大腸菌と言うもの。
ではこれは何なのか?
調べてみると…
病原性大腸菌とは…感染症を起こす能力を持った菌の総称
そもそも“大腸菌”は感染症を起こす、能力は持っていない。
しかし、ここに病原性を持った遺伝子を獲得してしまうと、病原性大腸菌となってしまう。
…という事は…
食中毒である事は確定しているけど、それ以上の事は今の所分かっていない…もしくは、O157の様な菌ではないという事でしょうか…?
O157であれば、規模が大きくなりやすい為、病原性大腸菌という呼び名ではなく、“O157が発生した”とニュースでも取り上げられるそう。
もしかしたら、詳しい原因と合わせて病原性大腸菌が実は〇〇でした…!の様に詳しい事が後々分かってくるかもしれませんね。
追記(7/21)
今回の病原性大腸菌は『O-7』(おーなな)という型に分類されるそうです。
名前が「O157」と少し似てますが、腸管出血性大腸菌とはまた別の大腸菌に分類されるもの。
安心…していいのかなんなのか…?
暑くなってくると食中毒は増えやすいので、家庭でも注意していく必要はありそうですね。
八潮市で起きた集団食中毒の原因は?病原性大腸菌とは何か?のまとめ
さて今回は、八潮市の小中学校で起きた集団食中毒に関して書いていきました。
コロナの自粛がなくなり、徐々にではあるものの、学校生活が始まり体が慣れてきたであろう6月末に起きてしまったこの事態…。
体が暑さや学校生活に慣れきっていない事もあり、免疫力も少し落ちていたかもしれません…
しかし、学校給食=安全 が当たり前の中で、ここまでの集団食中毒は正直驚きを隠せません。
この集団食中毒を起こしてしまった東部給食センターの四季亭 八潮工場は7月2~4日まで営業停止処分を受けていますが、今後の動きが気になる所。
学校に通う子ども達はしばらくお弁当生活が続く様ですが、その間の給食費の問題や、東部給食センター側からの言葉がないのか…等、まだまだ問題は山積みです。
子ども達は少しづつですが、回復傾向にあるようなので安心しましたが、これからの時期は家庭内でも食中毒等が発生しやすい時期になるので、これをきっかけに、自分達も気を付けなくてはと身の引き締まる思いです。
以上 むたでした!
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